この仕事に就いたのは、自分が幼稚園に通っていた時の先生方の影響が大きいですね。いつも笑顔で温かく接してくださった先生方のおかげで、充実した楽しい園生活を過ごすことができました。担任の先生の名前と顔は今でもはっきり覚えていますし、幼いながら先生に憧れを抱くようになったことも記憶しています。仁愛女子短期大学へ入学後、ボランティア実習をきっかけに子どもたちと関わりを持つ中、責任があると同時に大きなやりがいを感じられる仕事だと思ったことで、幼い頃からの「先生になりたい!」という思いが一層強くなりました。現在、幼稚園教諭として4年目ですが、今も試行錯誤しながら子どもたちにとってより良い保育ができるよう努めています。幼い頃に憧れたような、ステキな先生になることを目指し、これからも子どもたち一人ひとりに寄り添い、多くのことを吸収していきたいと思っています。
やはり、子どもたちの成長を感じた時ですね。できなかったことができるようになり、いろいろなことに自信を持ってチャレンジしていく姿には、いつも感動させられますし、できたことの喜びをお友だちと共有し、共感しながら共に成長していく姿にも嬉しさを感じます。お友だちを思いやる心、自分で最後までやり遂げようとするたくましい心など、数え上げればきりがありませんが、一緒に過ごす中で、子どもたちの「美しい心」に触れられる瞬間が何より嬉しく、同時に、その心を大切に育てていかなければと、痛感します。また、保護者の方から「ありがとうございます」という温かい言葉をいただいた時にも、やりがいを感じます。悩むこともありますが、保護者の方と一緒に子どもたちの成長を感じつつ、気軽に話ができる、そして信頼される保育者を目指していきたいと思います。
子どもたち一人ひとりが、のびのびと園生活を過ごせるよう、気持ちを汲み取っていくことです。その子自身が自己発揮でき、保育者やお友だちに自分の思いを伝えられるよう温かく見守り、援助しています。私自身も、常に笑顔を絶やさないことや、挨拶をする時には「〇〇ちゃん、おはよう!」と、必ず名前を最初につけることも大切にしています。名前を呼ばれて嬉しいと思う気持ちや、お友だち同士で挨拶する喜びを感じることが、人と関わる力の始まりだと思うからです。また、子どもたちのことをより理解するために、先生方との話し合いの場も大切にしています。