約70年前に福井を襲った「空襲」「地震」「豪雨」
これら3つの史実と復興に向けた福井市民の努力と
フェニックスが福井市のシンボルになっている由縁を
伝えていきたい、という思いで卒業研究を進めていき、
私たちは、2種類の紙芝居を制作しました。
また、出来上がった紙芝居は、より多くの子供たちに見ていただけるように
動画化し、紙媒体の作品は、お世話になった施設に寄贈しました。
私たちの作品が後世に語り継がれれば幸いです。
それぞれの紙芝居の表紙と集まった羽根
上演している様子(仁愛女子短大附属幼稚園)
上演している様子(森田児童クラブ)
制作プロセス
3つの災難というテーマを子供たちに伝えるために、細かい絵の描写や声の抑揚などができる紙芝居を制作することにしました。詳しいデータや状況を知るためにヒアリングやインタビューを重ね、幼稚園・児童館の先生方にアドバイスを頂き、小学生向けと幼稚園児向けの2つの紙芝居の制作に取り組みました。何度も修正を重ねて完成した紙芝居は2施設で上演し、子供たちの反応を見るために、羽根の形をした紙に色を塗ってもらいました。