古来から神事に使われていた白色、三位一体などの意味を持つ三角形を使用して、おくるみ(maku)・ワンピース(shin)・ドレス(ato)を制作した。生まれた時に身につけるmakuから始まり、就職でshin、結婚でatoを着用する。同じように、これらを子・孫へと受け継ぎ、atoを着てこの世を去るという仕組みも作った。最後に制作したatoには、本制作内で行った過程を三角形のパーツで表し、研究のプロセス全てをこの一着に詰め込んだ。
![](http://www.jin-ai.ac.jp/j-design/work/assets_c/2019/02/1711023-01-thumb-626x906-13164.jpg)
maku
![](http://www.jin-ai.ac.jp/j-design/work/assets_c/2019/02/1711023-002-thumb-626x906-13165.jpg)
shin
![](http://www.jin-ai.ac.jp/j-design/work/assets_c/2019/02/88301d95ae15f1e9aabcced23674eca009b43739-thumb-626x960-13166.jpg)
ato
制作プロセス
この学校に入学した当初、シロウトだった私が、
「shi」幸せを「ro」rotationさせる「shiro」白色の服をつくる。
服の使い捨てという問題から脱出するために、
私は家庭内で受け継ぐ服を三着制作した。
制作を進めていく中で、「調査➡考察➡制作」という
rotationの仕組みを繰り返していることに気づいた。