きっかけは、衣替えでした。整理をしていると、タンスの奥に何年も取り出し出していない服がありました。着なくなってしまった服たちを別の方法で残せないかと服への思いが強くなりました。その古着たちをぬいぐるみにして廃棄されてしまうかもしれない服の「残してほしい!」という想いを伝えたいと思いました。
作品展示風景
ふぁんぞうくん,るるちゃん,ぎぬちゃん
制作プロセス
きっかけは衣替えでした。整理をしていると何年も取り出していない服がありました。簡単には捨てたくないという思いがあり、その時「捨てないで!」とその服たちが私に訴えかけてきたように感じました。そこで、ぬいぐるみをつくり、訴えかけてきた服たちの想いをぬいぐるみにして伝えたいと思いました。まず、服を体のパーツごとに分けて切ります。パーツ以外の部分は細かく切り中に詰めます。ボタンや、襟のタグは目にして使います。洗濯表示は、尻尾の一部にしたりリボンにして体の装飾に使います。一枚の服を余すことなく使うので、ごみが出てきません。こうして、一着の服から一匹のぬいぐるみが生まれます。