平成27・28年 県内大学生等の定着推進事業(福井県)の一環として、
福井県産素材からファッションアイテムをつくり、福井の眼鏡とともにコーディネート。
卒業生と在学生をモデルとしたポートレイトを撮影し、
ひとつにまとめた冊子「en-ter」を発刊しました。
また、「en-ter」の発刊に伴い展覧会をE&Cギャラリーにて開催しました。
en-terから、en-coun-terへ。
このプロジェクトは年齢が異なる「センパイ」「コウハイ」をつなげるためのプロジェクトです。
洋服を構成するパターンは、「円」を分割したパーツでつくられており、誰かが着ることでつくり手と着用者の「縁」をつなげる洋服となっています。
また「en-ter」に参加すること(制作者、モデル、運営等)で新たな出逢いの場、もしくはつながりを深める場としての仕掛けを施しました。
その結果、本プロジェクトは先輩と後輩、福井県素材と人とつなげる活動となりました。
職種や環境は違えど互いを知ることで、憧れているだけの自分が憧れられる存在になっていると実感した者や
自身も憧れられる先輩になりたいと夢を増やした者等、各々の意識や意欲を高めるきっかけとなりました。
ものをつくること、撮影会を行なうこと、展覧会を実施することにより、人と人、人と社会とのつながりの大切さを体感しています。