STEP1事前ガイダンス・出願

- 事前準備不要。まずは参加してみよう!
■2024年度総合型選抜A事前ガイダンス申込フォーム - 生活情報デザイン専攻のことがよく分かる。
- 入試準備につながる。
- 受講=出願要件。
●事前ガイダンスのテーマ「生活情報デザイン専攻の学び」(90分)
生活情報デザイン専攻の学びの特徴や、卒業後の進路のことなど、受験をする前に知っておいてほしいことを説明します。生活情報デザイン専攻で自分のやりたいことが実現できるかを確認しながら聴いてみましょう。
1次選考の内容(作文形式とポートフォリオ形式)についての説明も行います。これを聴いて、受験準備を進めましょう。
※事前ガイダンスは本学において対面での受講を原則としますが、来学が困難な人を対象にオンラインでの受講(ガイダンスの様子をリアルタイムでZoom配信)も可能です。
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事前ガイダンスに参加したら、絶対に出願しなくてはいけませんか?(90分)
- 事前ガイダンスでは、教育内容や将来の進路など生活情報デザイン専攻の特徴を詳しく説明します。入学後、ミスマッチにならないように本専攻について十分に理解したうえで出願をしてください。ガイダンスを聴いて、自分の思いと違うと感じたら、出願しなくてもOKです。
STEP21次選考「作文形式」または「ポートフォリオ形式」のいずれかを選択

- 自分の都合のいい日を選んで受験できる。
- 入試を通して、将来の目標や自分の強みが明確になる。
- 「作文形式」と「ポートフォリオ形式」を選択して受験できる。
受験の方法は「作文形式」と「ポートフォリオ形式」の2種類があり、出願時に選択します。入学後の目標が明確な人には「作文形式」、自分の特技やこれまでの活動をアピールしたい人は「ポートフォリオ形式」がオススメです。
- 作文形式とは?
生活情報デザイン専攻での2年間を充実したものにするために、入学後や将来の目標をしっかりと考えるため、①作文と②面接で選考を行います。
- ①作文(60分)
- 入学後、生活情報デザイン専攻で取り組みたいこと(計画)について、800字程度で原稿用紙に記入します。
- ②面接(30分程度)
- ①で書いた作文に基づき、「生活情報デザイン専攻の2年間で取り組みたいこと」や「将来の目標」について面接を行います。
作文形式のPOINT

- 作文のテーマは「入学後、本専攻で取り組みたいこと」。
作文は試験当日に教室で書きますが、テーマは事前に提示しているので、
自宅でしっかりと考えることができます。 - 作文に基づき、30分程度の面接を行います。面接で聴きたいことは「生活情報デザイン専攻の2年間で取り組みたいこと」や「将来の目標」についてです。
- なぜ生活情報デザイン専攻に入学しようと思ったのかを明確にし、相手に文章や言葉でわかりやすく伝えられるようにしておきましょう。
どんな作文が評価される?
作文では、入学後、生活情報デザイン専攻で取り組みたいことについて、具体的に計画が立てられているかを確認します。その計画を立てた理由や根拠は、自分の経験等に基づいて明確にしておきましょう。
自分の考えが、相手に分かりやすくまとめられているかも重要なポイントです。文章の構成が整っているか、誤字・脱字がないか、きちんと完結しているかといった文章を書く上での基本的な事項にも注意しましょう。
面接で質問される内容
総合型選抜A(ステップアップ型)では、本専攻で意欲的に学ぼうとする方を求めています。学習意欲に関することや、高校時代に取り組んできたこと、興味・関心のあることや将来の目標についてなどの質問をしますので、自分のこれまでの経験を振り返り、将来どうなりたいのか、そのためにどのような計画を立てているのかを考えておきましょう。インターネットなどに書かれている一般的な回答を参考にするのではなく、自分の考えや思いを自分の言葉で伝えることがポイントです。
- ポートフォリオ
形式とは?
面接「ポートフォリオについて」(35分程度)
持参したポートフォリオについて5分程度説明した後、本学教員と面接を行います。
ポートフォリオ形式のPOINT

- デザインの経験がなくてもOK!
- 自分の興味・関心のあることや特技、これまでの活動などを面接でアピール
できる! - ポートフォリオは事前に自宅で作成。じっくりと事前準備ができます。
ポートフォリオとは??
「これまでに取り組んできたことの諸成果」や「自分の興味・関心があること」をまとめたもの。面接で自分をアピールできるような資料を集めてみましょう!体裁・様式は自由です。
ポートフォリオの例
自分で制作した作品
- 美術やデザインの作品
- 写真
- 学校祭のTシャツ
- 修学旅行の冊子
- イラストやアニメ
- Webページ
- プログラミング など
学校や地域社会で取り組んだ活動
- 部活動
- 生徒会
- 課題研究
- ボランティア活動 など
自分の好きなこと
- ファッション
- インテリア
- ショップ など
どんなポートフォリオが評価される?
ポートフォリオと面接での評価のポイント
試験当日の5分間の説明や30分間の面接では、ポートフォリオにまとめた内容はもちろん、ポートフォリオを作成する上で、どんな準備をしたのか?ポートフォリオをまとめるにあたり工夫したポイントは何か?といった準備や計画についてもアピールできるようにしておきましょう。
ポートフォリオの様式・体裁は自由ですので、自分がアピールしたいことについて、思い思いの方法でまとめてください。あなたが伝えたいことは何かを明確にし、それを伝えるためには何が必要かを考えてまとめることが重要です。
STEP32次選考
2次選考は【ステップアップレポート】です。
生活情報デザイン専攻の学びに役立つ本を贈呈します。高校生の皆さんが興味をもって読める本を用意します。
昨年度の課題図書 『伝える力』 池上彰(PHP研究所)

レポートの書き方のポイント

PREP法および3点法を活かして、書籍中の根拠に基づいて自分の主張をまとめます。
PREP法とは、[①Point=結論→②Reason=理由→③Example=具体例→④Point=結論を繰り返す]という順番で文章をまとめる方法です。
理由を書く際には、3点法を意識してみましょう。「理由は3つあります」というように要点を3つに絞ることで内容が具体的になり、読み手に伝わりやすくなります。
詳しくは、≪STEP1 事前ガイダンス≫の際にも説明をします。相手に伝わる文章を書くコツをつかみましょう。
STEP4合格発表
11月1日に合格発表します。学校推薦型選抜よりも早く合格が決まります。入学準備を始めましょう!
STEP5入学前学習
スムーズに短大での学習をスタートできるように、入学前学習を実施します。

2023年度入学生の例
- 第1回
- ペン字練習帖にチャレンジ
- 第2回
- 入学前セミナー「大学での学び方入門」を受講し、大学の授業で必要とされる基礎的な知識について学びます。
- 第3回
- 先輩の卒業研究発表に関するレポートの作成
STEP6いよいよ入学!
ステップアップ型で入学した先輩から、入学までの体験談を語ってもらいました!
「作文形式」で受験
- すぎもとさん
(鯖江高校 出身)
- 「総合型選抜A(ステップアップ型)」を選んだ理由は?
- 作文を書くことが好きで、自分の得意なことを活かして受験ができると思ったからです。合格が早く決まることもこの試験の良さだと考えていました。実際に、入学前学習に取り組む中で今後に役立ちそうなことを勉強でき、自分のためになったのでとてもよかったです。
- 「作文」では、どんなことをアピールしましたか?
- もともと人見知りだったため学生生活の中でそれを克服したいことと、自分自身の成長のために資格取得に力を入れたいことをアピールしました。自分らしさを出すことを意識し、試験前には自分で書いてみた文章を何度も振り返りながら内容をまとめました。
- 「面接」では、どんなことを質問されましたか?
- 高校時代の部活動から学んだことについての質問がありました。茶華道部の部長経験について話し、「人に上手に頼ること」を学んだ経験について伝えました。また、入学後に取り組みたいことについての質問もあり、作文で伝えた内容をアピールしました。
「ポートフォリオ形式」で受験
- おがたさん
(丹南高校 出身)
- 「総合型選抜A(ステップアップ型)」を選んだ理由は?
- 高校でがんばってきた美術についてアピールできると考えたからです。また、自分の思いを伝えることができるのも魅力だと思いました。合格が早く決まったため、残りの高校生活でやりたかったことに集中することができ、よかったです。
- 「ポートフォリオ」には、どんな内容をまとめましたか?
- 油画、日本画、ポスター、デッサン、CDジャケット、など高校3年間で作ったたくさんの作品をまとめました。作品の種類が多かったため、特に見てほしいものはどれか、その中で特に何を伝えたいのかをはっきりさせることを意識しました。
- 「面接」では、どんなことをアピールしましたか?
- 作品を作ることが好きで、自分で自由に表現をすることは得意なのですが、誰かから頼まれて依頼に合わせて何かを作ることが苦手だったため、今後それを克服したいという思いを伝えました。
先生からのアドバイス
生活情報デザイン専攻の先生からのアドバイスです。
高校生のみなさんへ
- 田中 洋一先生
- 「総合型選抜A(ステップアップ型)」に向いている人とは?
- 高校時代の経験を振り返ったり、仁愛女子短大入学後の計画を立てたりして、自分のキャリアを少しずつ明確にしたい人に向いています。それらをポートフォリオや作文にまとめて、自分自身としっかり向き合いたい人にもおすすめです。
- 「総合型選抜A(ステップアップ型)」の合格・評価ポイントは?
- 「作文形式」「ポートフォリオ形式」のいずれにおいても、1次選考の点数の半分以上が面接に配分されています。30分の対話を通して、①学ぶ意欲、②多様な興味や関心、③計画力、④伝える力(表現力)、⑤協働性について評価します。自分の考えを自分の言葉で他者へ伝える練習をしておきましょう。
- どのような人に生活情報デザイン専攻に入学してほしいですか?
- 実際の具体的な経験を様々な観点から振り返ったうえで、他の場面や他者でも使えるようなマイセオリー(教訓、仮説)を作り、新たな場面で試してみる。そんな「経験から学ぶ」ことに興味がある高校生に入学してほしいです。